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『要注意乳歯』について

こんにちは、院長の鈴木仁です。
私は中希望ヶ丘保育園の歯科検診担当医、横浜市立都岡中学校の学校歯科医として歯科検診に長く携わらせていただいております。

初期頃を思い返すと現在の虫歯数は激減しており、口腔内に対する意識の変化を感じます。
これは非常に良い傾向だと思いますが、少し気になった事がありましたのでここに書き留めます。

横浜市統計書、文部科学省学校保健統計調査から抜粋

これらで気になった事と言うのは要注意乳歯の事です。

『要注意乳歯があります』とその場で言われたり、通知があった場合に本人と家族はどう受け取るのでしょうか?
いずれ抜ける歯だからといって軽視するのは良くないです。

要注意乳歯とは?

そもそも要注意乳歯とは、永久歯に悪影響をあたえている抜けていてもよい乳歯のことです。
要注意乳歯がある時点で、大なり小なり永久歯には悪影響をあたえておりますので早めに対処するべきだと思います。

要注意乳歯がある状態を大別すると

  • まるまる抜けずに乳歯が居残り続けて後から出てくる永久歯が正常な位置からズレてしまう場合
  • 永久歯がズレず正常な位置に生えてるにもかかわらず乳歯の根が歯茎に残った場合

上記2つに分けられます。

乳歯が居残り続けると

居残り続けている場合には、要注意乳歯を抜いて永久歯を正常な位置へ移動させる必要性があります。
永久歯のズレが僅かなら成長とともに正常な位置へと向かうこともありますが、歯列矯正が必要となることもあります。

乳歯の根が歯茎に残った場合

乳歯の根が歯茎に残った場合にも、取り除く必要があります。
中途半端な形をしていることがほとんどなので、プラークが溜まりやすく、歯肉炎虫歯を引き起こすことも考えられます。

(右下6543、65間にEの歯根が残っている)

まとめ

歯列矯正は費用や期間、治療内容も人生における一大事業になりえますし、虫歯や歯肉炎等の原因にもなる要注意乳歯があるなら、早めにかかりつけ医への受診をされた方が良いかと思います。

当院では成人・小児矯正共に行っております。下記ボタンより詳細をご覧くださいませ。

参考